【判決】別居中の妻殺害 懲役２１年 「養育費の支払いに窮して…｣
2020年、千葉県で別居中の妻を殺害した罪などに問われた男に対し、千葉地裁は懲役21年を言い渡しました。
小野陽被告は2020年3月、千葉県成田市に止めた車の中で別居中の妻の理奈さんを殺害した上、遺体を遺棄した罪などに問われています。理奈さんの遺体は今も見つかっていません。
これまでの裁判で、小野被告は遺体の遺棄については認める一方、殺人については否認していました。
8日の判決で千葉地裁は「離婚調停中だった被告は長男の養育費の支払いに窮して、生活が破綻するのを避けるためには裁判を止めるほかないなどの思いから妻の殺害に及んでいる」と指摘。「自己の利益を優先させた非常に身勝手な犯行というほかない」などとして、懲役21年を言い渡しました。
（2022年3月8日放送『news every.』より）
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