『おねだり体質』『パワハラ』斎藤知事を批判する幹部の告発文めぐり兵庫県の対応が二転三転 真相は?

『おねだり体質』『パワハラ』斎藤知事を批判する幹部の告発文めぐり兵庫県の対応が二転三転 真相は?

『おねだり体質』『パワハラ』斎藤知事を批判する幹部の告発文めぐり兵庫県の対応が二転三転 真相は?

 兵庫県の斎藤元彦知事を批判する告発文をめぐり、対応が二転三転しています。

 前県民局長の告発文
「斎藤知事のおねだり体質は県庁内でも有名」
「知事のパワハラは職員の限界を超え、あちこちから悲鳴が聞こえてくる」

 事の起こりは今年3月。一部、報道機関や兵庫県議などに送られた告発文がきっかけでした。

 「おねだり体質」「パワハラ」などと、斎藤元彦兵庫県知事を批判する文書を作成したのは、西播磨県民局長だった男性職員(60)です。

 「おねだり」と指摘する事例のひとつは、ある企業のコーヒーメーカーについてです。知事が加西市の企業を視察した後…。

 前県民局長の告発文
「コーヒーメーカーをゲットしている」
 
 ほかにも「気に入らないことがあれば関係職員を怒鳴りつける」など、パワハラだとする内容を含めた 7項目の告発が書かれています。

 この文書に対し斎藤知事は真っ向から否定。

 兵庫県・斎藤元彦 知事
「信用失墜、名誉棄損など法的な課題はすごくある。『嘘八百』含めて、文書を作って流す行為は公務員失格」

 しかし翌月、事態は一転します。

 兵庫県産業労働部長
「コーヒーメーカーを受け取っていた」

 加西市の企業視察に同行していた産業労働部長が、コーヒーメーカーなど6万円相当の品を受け取っていたことが判明。コーヒーメーカーは、告発文書が提出された後、企業側に返却されていました。

 その後、県は内部調査を行い、コーヒーメーカーを受け取った産業労働部長を訓告処分に。

 一方、告発文を作成した男性職員は今年3月末で定年退職の予定でしたが、県は、退職直前になって退職予定を取り消し、総務部付とする異例の人事を発令しました。そして5月、「記載内容の核心的な部分が事実ではない」などとして停職3か月の懲戒処分としました。

 さらに、事態は二転三転していきます。

『「調査」の妥当性に疑問噴出、やり直す事態に』

 一部の県議が、人事当局の調査はあくまで内部調査だと指摘。第三者委員会の設置や処分の撤回を求める申し入れを相次いで提出しました。

 調査は十分で、第三者機関の介入は必要ないとしてきた斎藤知事ですが…

 斎藤知事
「議長から議会の見解として第三者機関の設置が必要だと要請を受けましたので、私自身も設置の判断をさせていただきました」

 そして23日、一部県議らが、証言などを拒んだ場合、罰則規定がある「百条委員会」の設置を求める事態にまで問題は発展。真相が究明される日が待たれます。

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