唐招提寺でハート形うちわ作り 伝統行事「うちわまき」に向け約3000本作られる予定 奈良
世界遺産・奈良の唐招提寺では、伝統行事「うちわまき」に向けてハート形のうちわ作りが行われています。
唐招提寺の職員らが竹と和紙を張り合わせ、長さ約45センチのハート形のうちわ作りを行っています。
「うちわまき」は、鎌倉時代に寺の復興につとめた覚盛上人が、蚊を殺そうとした弟子に「自分の血を与えるのも修行のうち」と戒めた故事にちなみ、死後、尼さんが蚊を追い払うためハート形のうちわを供えたのが始まりです。
5月19日の行事までに約3000本のうちわが作られる予定で、当日は約200本が厄除けのお守りとして、境内の鼓楼から参拝者にまかれます。
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