【3連休最終日】六甲山のスキー場は春節休みの外国人観光客で大賑わい 爆買いから体験型へ需要も変化

【3連休最終日】六甲山のスキー場は春節休みの外国人観光客で大賑わい 爆買いから体験型へ需要も変化

【3連休最終日】六甲山のスキー場は春節休みの外国人観光客で大賑わい 爆買いから体験型へ需要も変化

 12日は3連休の最終日、みなさん、いかがお過ごしでしょうか。10日から中国の「春節休み」が始まって、日本にも多くの外国人観光客が訪れています。
(取材・報告 西尾桃アナウンサー)

 兵庫県の六甲山にある六甲スノーパークに来ています。
現在の気温はマイナス0.2℃です。日が落ち始めてだんだんと寒くなってきました。
 初めてスキー場に来ましたが、楽しいですね。3連休の最終日ということで、小さいお子さん連れの家族連れなどが多く来られていました。

 10日から始まった中国の春節の影響で、お客さん全体の約3割、1万2000人以上が外国人観光客だということです。

 香港から来た観光客
「大阪に泊まっているので、ここの方が交通が便利です。香港は雪が降らないので、スキーをするなら日本に来ます」

 台湾から来た観光客
「楽しかった。台湾にこんな場所はないです」
「初めてのことなので、すごく特別な思い出になります」

 中国から来た観光客
「風景がすごくきれいです。中国の東北地方は雪で真っ白になり何も見えなくなるけど、日本は緑の植物と雪を両方見ることができます」

 中国から来た観光客の方は、こたつの形をしたその名も「ソリごたつ」で、日本の雪を楽しんでいらっしゃいました。

 一方で、雪ゾリや雪遊びだけではなく、外国人観光客を対象にしたスキー・スノーボードスクールを開催。英語と中国語が書かれたポップを使って、滑り方などを教えていらっしゃいました。

 こちらのスノーボード教室では、このような自動翻訳機を使って、コミュニケーションをとっているそうです。
 またスキー場内の館内放送は、全て英語と中国語に対応しています。実際に私がスキー靴をレンタルする際は、隣で中国語の方と英語でやりとりをしていたり、インストラクターの方の後ろをついてきている方から中国語が聞こえてきたりしていました。たくさんの外国人観光客の方が来ていることを実感しました。

 このような白銀の世界を求めて、外国人観光客が訪れている六甲山スノーパーク。“爆買い”から“体験型”へと需要が変化している中で、六甲山スノーパークが注目スポットとなりそうです。
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