羽田空港で日航機炎上 客室乗務員がメガホンで誘導…「煙が漂う中、みんなパニックだった」緊迫の脱出語る #shorts |TBS NEWS DIG
羽田空港の滑走路で、日本航空機と海上保安庁の航空機が衝突した事故で、警視庁は、容疑者不詳のまま、業務上過失致死傷の疑いで捜査に乗り出すと明らかにしました。
着陸してきた新千歳発羽田行きの日本航空516便。激しく炎が上がります。
きのう午後6時前、機内の映像からは、混乱している様子が分かります。
脱出した乗客
「突然ぶつかった感じがする。バンと火が燃えちゃって」
「煙の臭いが漂っている中でドアが開かなかったので、みんなパニックだった」
日本航空によりますと事故直後、機内ではアナウンスシステムが作動しなかったため、客室乗務員がメガホンを使うなどして誘導し、安全な3つの脱出口から乗客・乗員379人全員が脱出したということです。
一方、海上保安庁によりますと、海保機は能登半島地震への対応のため物資を運ぶ途中で、乗っていた6人のうち、副機長の田原信幸さん(41)ら5人の死亡が確認されました。
なお、機体の炎上に伴い、東京消防庁の消防車など115台が消火活動にあたり、およそ6時間20分後のきょう午前0時10分ごろ、火は消し止められました。
警視庁は、業務上過失致死傷の疑いも視野に特別捜査本部を設置し、事故の原因を捜査する方針です。
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