ハンガリー ドナウ川が氾濫 道路など冠水被害 専門家「春に起きていた洪水が冬に」(2023年12月29日)
ヨーロッパ中部のハンガリーで大雨や雪解けの影響により川が氾濫し、道路など冠水する被害が出ました。
ロイター通信などによりますと28日、ハンガリーの首都ブダペストを流れるドナウ川の水位が過去10年で最高水位となる6.93メートルまで上昇し、周辺の道路や路面電車の線路が冠水しました。
この事態を受けてハンガリー政府は川の周辺約1200キロの地域に洪水警報を発令しました。
専門家は「気温の上昇で、これまで春に起きていた洪水が冬に起きている」と気候変動の影響を指摘しました。
また、オランダ東部でも27日、長時間にわたる大雨の影響でイッセル川周辺に洪水の被害があったということです。
周辺の農家は悪天候による農作物への影響を懸念しています。
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