「異常事態だ」自民・派閥事務所への家宅捜索受け 野党各党が批判(2023年12月19日)
自民党の派閥の裏金問題を巡り、東京地検特捜部が安倍派や二階派の事務所に家宅捜索に入ったことを受けて野党各党は批判を強めています。
立憲民主党 泉健太代表：「異常事態ですね。自民党の複数の政策集団に強制捜査が入る。そのこと自体がもう前代未聞です」
日本維新の会 藤田文武幹事長：「違法行為や、その後ろ暗いところについてはですね、徹底的にこれは明らかにして、そして政治を刷新していくということに我々も努力していきたい」
日本共産党 小池晃書記局長：「あたかも錬金術のように資金を作った。裏金をキックバックで、あるいは中抜きで。こういう点で言うと金権腐敗政治も極まったと」
国民民主党 玉木雄一郎代表：「こういうお金を隠したり配ったりするっていうのは自民党全体の体質だと言ってもおかしくないと思いますので、説明責任を果たす義務が岸田総理には総裁にはあると思います」
野党側は来年の通常国会では派閥の政治資金を巡る問題が大きなテーマになるとして、政治資金規正法の改正も含めて各党で協議する方針です。
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