日常的に暴行か 知的障害ある利用者の女性引きずり、床にたたきつけた疑い 介護事業所の管理者を逮捕
障害者の支援を行う介護事業所で、利用者の女性を床にたたきつけるなど暴行を加えたとして、管理者の男が15日逮捕されました。
大阪府貝塚市にある生活介護事業所「アップル」の管理者・品田征秀容疑者(32)は今週火曜日(12日)の午前、事業所の入り口近くで利用者の48歳の女性の両手をつかんで事業所の中までひきずり、床にたたきつけた疑いがもたれています。
この事業所では、重度の知的障害のある人の自立支援などを行っていて、この女性はほとんど意思疎通ができていませんでした。
今月、「施設で虐待がある」と匿名の通報があり警察が捜査を進めたところ、別の職員が暴行の様子を目撃していたということです。
調べに対し、品田容疑者は「事務所内まで引きずったが、床にたたきつけるという部分は少し間違えている」と容疑を否認しています。
事業所の元職員は、品田容疑者がほかの利用者にも手を上げる様子を目撃していたということで、警察は日常的に暴行が行われていたとみて捜査しています。
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