現役子育て世帯、不満の声も…「効果はない」　大学無償化“3人以上の扶養”が条件【羽鳥慎一 モーニングショー】(2023年12月13日)

現役子育て世帯、不満の声も…「効果はない」　大学無償化“3人以上の扶養”が条件【羽鳥慎一 モーニングショー】(2023年12月13日)

　政府が3人以上の子どもがいる世帯について大学の授業料などを無償化する方針を示した。ただ、3人きょうだいで第1子が大学卒業後に扶養を外れると、第2子と第3子は対象外になるという条件に対して不満の声も上がっている。

■子育て世帯からも…「効果ない」

　岸田文雄総理大臣：「多子世帯の大学、短期大学に通う学生（などについて）授業料・入学金を無償と致します」

　政府が2028年度までに3.6兆円を投入する「こども未来戦略」の柱の1つ“大学無償化”。

　扶養する子どもが3人以上いることが条件のため、第1子が卒業して扶養を外れると、第2子と第3子は補助を受けることができなくなる。

　20代　1歳児の母（第2子妊娠中）：「卒業してしまったら、なんで子ども1人にカウントされないのか、理解できない。恩恵を受けられる人が限られると思うので、効果はないと思います」

　30代　母：「うちは1人なので」
　40代　父：「子どもの人数に限らず（補助を）出してくれればうれしい」

　30代　0歳児の母：「産みやすくなるなと思いました。元々3人欲しいなって思っていたんですけど、やはりお金のこととかもあるので」

（「羽鳥慎一 モーニングショー」2023年12月13日放送分より）
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp/a>