3月3日は「ひな祭り」和歌山で“ひな人形”流し『厄払い』百貨店では限定スイーツも(2022年3月3日)

3月3日は「ひな祭り」和歌山で“ひな人形”流し『厄払い』百貨店では限定スイーツも(2022年3月3日)

3月3日は「ひな祭り」和歌山で“ひな人形”流し『厄払い』百貨店では限定スイーツも(2022年3月3日)

3月3日は「ひな祭り」です。子どもたちの健やかな成長を祈る桃の節句、各地の様子を取材しました。

 「大丸梅田店」の食料品売り場には、男雛と女雛が並んだ「ひな祭り」限定のスイーツが15店舗で用意されました。3日は朝からお目当てのケーキを求めて店頭は賑わいました。

 (客)
 「ひ孫が生まれまして、初節句、女の子です」
 「毎年ひな人形を飾っていたんですけど、これ(ケーキ)だけにしようかなと」

 近江商人ゆかりの滋賀県日野町。通りを歩く人たちが何やら家の中を覗き込んでいます。この地域では道路側から家に飾ったお雛様を見られる桟敷窓があり、観光客も足を止めて見入っています。人の家のお雛様を見せてもらう特別感が、この地域では味わえます。

 飾られることがなくなったひな人形が行き着く場所があります。人形供養で知られる和歌山市の淡嶋神社。ひな祭りの日には日本で唯一、疫病や災いをひな人形に託して海に流すことで厄払いする『雛流し』が行われるため、全国から毎年約4万体ものひな人形が集まるのです。

 人形に別れを告げる人たちの思いはそれぞれですが、2月27日に取材した女性は、奉納することで人生の転機にしようと神社を訪れていました。

 (奉納に訪れた女性)
 「人生いろいろ、山あり谷ありありまして。雛流しをすることで新しい人生歩めるのかなと。一旦離れてしまうけど、私もこれから一生懸命頑張るので見守っていてほしいなと」

 そして3日、厳かに神事が行われた後、人々の想いをのせて、ゆっくりと春の海に送りだされました。

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