今季最強寒気　“車が埋まる”衝撃積雪　スイス人観光客も「寒っ！！」　青森・酸ケ湯【羽鳥慎一 モーニングショー】(2023年11月27日)

今季最強寒気　“車が埋まる”衝撃積雪　スイス人観光客も「寒っ！！」　青森・酸ケ湯【羽鳥慎一 モーニングショー】(2023年11月27日)

　この週末、今シーズン最強の寒気の影響で、各地で雪による事故が相次ぎました。豪雪地帯の青森・酸ケ湯では一晩で車が雪に埋もれてしまいました。

■“ドカ雪”の山中…自転車で疾走

　この週末、一気に雪が積もった青森県の酸ケ湯温泉。目の前に現れたのは、なんと雪の山道を走る、2台の自転車です。

　ツーリング中の男性：「（Q.どうして自転車で？）結構よくトレーニングしているんです」「（Q.自転車こげます？）こげます」「結構、滑って転びました」

　インタビュー中、さらに仲間たちも合流しました。

　ツーリング中の男性：「（Q.視界真っ白じゃなかったですか？）そうですね、ふぶいていて。結構、大変でした」「（Q.前が全然見えない時とか？）ゴーグルしている人も。見えなくて」「（Q.どうですか？きょうの視界）最高ですね」

　ゴールまでは、あと少し。自転車にまたがり、4人はさっそうと坂を下っていきました。

　さらに車を走らせると、急激に降った雪の壁にタイヤをとられ、動けなくなる車も見られました。

■衝撃の積雪…観光客「違う国に来たような」

　今シーズン最強の寒気の影響は他にもありました。

　八甲田の山々の景色を楽しめるロープウェーは、強風のため運休となっています。酸ケ湯温泉の近くにあるロープウェーは運休。しかし、海外からの観光客は…。

　台湾からの観光客：「エキサイティング」

　酸ケ湯温泉では、文字通りの“ドカ雪”が降っていました。

　25日の酸ケ湯は、全国で最も雪が降り、63センチの積雪を観測。最低気温はマイナス8.8℃と厳しい冷え込みとなりました。訪れた観光客は…。

　岡山からの観光客：「（Q.雪すごいですね。どうですか？）すごいですね。まさかこの雪と重なるって。これはこれで楽しい」

　東京からの観光客：「全く違う国に来たような感じです。東京と比べたら、もう本当に季節が逆転したくらいの所です」

■2時間で15センチの雪　脱出試みるが…

　車の雪おろしをしていたきょうだい。2時間置いていただけで、15センチほど積もっていたそうです。

　兄：「（Q.まさかここまで…？）いや、『まぁこんなものか』くらいですね」「（Q.（車は）大丈夫そうですか？）大丈夫だと思います。じゃあ、ちょっと出しちゃうね」

　エンジンをかけ、アクセルを踏み込みますが、タイヤが空転し、なかなか前に進まないようです。

　妹：「スコップでどかそう？」
　兄：「スコップでどかさないとダメだ」

　お兄さんがタイヤの前に積もった雪をかき出し、後ろから車を押して、脱出を試みます。無事、車を出すことができました。

　兄：「良かったです」

■一晩で衝撃の積雪…車が雪に埋まる

　300年以上の歴史を誇る酸ケ湯温泉には、各地からたくさんの人が訪れます。

　中には外国人の姿もありました。スイスから旅行に来た男性です。浴衣を着た感想は…？

　スイスからの観光客：「（浴衣は）面白い感じです。寒くないです。全然寒くない。下にTシャツを着ているから、全然大丈夫です」

　日が暮れた後も、雪は降りやみませんでした。そして、一晩経って雪がさらに積もりました。一面銀世界となっています。そして、車が完全に雪で埋まってしまっています。

　ひと目見ただけでは車かどうか判別できないほどの雪が積もりました。

　奈良からの観光客：「きのう一日とめていたら、（車が）埋まっちゃってて。動いてる時はあったかいんですけど、止まっちゃうと寒いんで」

　雪の深さを測ってみると、70センチに迫っています。

　酸ケ湯温泉　高田新太郎さん：「11月は、『降ってとけて』というのが続くんですけど。今年はやっぱり1回降るとドカッと来ますね。うれしい半面、長い冬が始まったなという印象はありますよね」

　宿泊したスイス人の男性に話を聞きました。

　スイスからの観光客：「すごいね。寒っ！！」「（Q.寒いですか？）寒い！はい、すごく寒いです。びっくりする。本当にスイスっぽいですね。同じ冬の感じですね」

　降り積もった新雪を触ってみます。

　スイスからの観光客：「すごい、めっちゃパウダー。ボール作れません。雪、冷たい。だから、ちょっとやめましょうか」

■今季最低気温　夜のイルミ　悲鳴も…

　26日、今季の最低気温を更新し、真冬並みの寒さとなった東京。急激に冷え込んだ夜、人が集まるスポットがありました。

　よみうりランドで開催されている「ジュエルミネーション」。宝石色をイメージしたイルミネーションが、園内全体に輝きます。

　午後5時半、イルミネーションを楽しみに来た人々でにぎわっています。厚手の上着を着込んでいます。

　来園客：「TikTokとかで回ってきて、きれいだなって思って」「（Q.実際見てみてどう？）めっちゃきれいです」「寒い」「めっちゃ寒いですね」「（Q.体感何℃くらい？）5！5℃」

　来園客：「めっちゃ寒いです。ヒートテックとパーカとダウンで。これでも寒いくらいなんで、もう1枚着てくるべきだったかなって」

　凍えるような寒さのなか、こんなアトラクションを楽しむ人もいました。

　水しぶきを上げ、くるくると回転して進むボート。上から降ってくる水が頭に直撃する人もいました。

　アトラクションに乗った家族：「あえて冷たい水かぶって、体を温めようかなみたいな」「（Q.体は温まった？）いや、寒くなりました…」

　また、寒空の下、暖を求める人たちが列を作っていたのは、イルミネーション期間限定のホットチョコレートです。

　来園客：「ハートフルホットチョコレートを温かいので買いました」「甘すぎなくて、本当に飲みやすくておいしいです」「あったかい」「これで本当に温まります」

（「羽鳥慎一 モーニングショー」2023年11月27日放送分より）
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