フィンランド ロシアとの国境検問所を新たに3カ所閉鎖 難民急増で1カ所のみ限定に(2023年11月24日)
ロシアを経由した中東などからの難民の急増を受けて、北欧のフィンランドは日本時間24日午前7時からロシアとの国境検問所を1カ所に限定すると発表しました。
フィンランド政府は、ロシアとつながる国境検問所を24日から1カ月間、新たに3カ所閉鎖します。
すでに4つの国境検問所が閉鎖されていて、これでロシアとの国境検問所は北部の1カ所に限定されます。
国境検問所にはロシアを経由した中東やアフリカからの難民がヨーロッパを目指して自転車などで押し寄せています。
フィンランド国境警備隊によりますと、国境検問所での難民申請は今年1月から10月までは合わせて120人ほどでしたが、今月だけで少なくとも700人を超えたということです。
周辺国のノルウェーやエストニアも必要に応じてロシアとの国境検問所を閉鎖する用意があるということです。
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