アッバス議長 ブリンケン長官に即時停戦求める 米「ハマスに利する」と即時停戦に反対(2023年11月6日)
パレスチナ自治政府のアッバス議長がヨルダン川西岸を電撃訪問したアメリカのブリンケン国務長官と会談し、ガザでの即時停戦を求めました。
アッバス議長は5日、ヨルダン川西岸のラマラで中東各国を歴訪中のブリンケン国務長官と会談しました。
パレスチナメディアによりますと、アッバス議長は「ガザのパレスチナ人が耐え忍ぶジェノサイドと破壊を言葉では言い表せない」と強く非難しました。
そのうえで、即時停戦とともにガザ地区への医薬品、食料品、燃料を含む迅速な人道支援を求めたということです。
一方、ブリンケン長官は4日、ヨルダンとエジプトの外相との共同会見で「今、停戦すればハマスが再編成し、7日の攻撃を繰り返すのを許すだけだ」と即時停戦に反対し、人道目的での「戦闘の一時停止」を目指す考えを示しました。
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