日大アメフト部薬物事件 11人の部員が大麻使用の可能性 幹部会議の議事録に実名記載｜TBS NEWS DIG
日本大学アメリカンフットボール部をめぐる薬物事件。
警視庁は8月以降、3年生の北畠成文被告（21）と4年生の矢部鑑羅容疑者（21）の2人を逮捕し、学生寮を2度、家宅捜索しています。
日本大学 澤田康広副学長
「（Q．逮捕された部員以外に薬物事案把握していたか）そういうことは把握していない」
大学側は記者会見で「薬物は部内に蔓延はしていない」と主張。その後、今回の事件は「北畠被告の個人の犯罪」としたうえで、アメフト部の活動を一時は再開しました。
しかし、この会見からおよそ2週間後の8月25日に行われた幹部会議の議事録をJNNが入手。そこには、会見の内容と異なる事実が…
アメフト部の監督が2度目の家宅捜索の翌日の午前に、ある男子部員から聞き取った内容が書かれていました。
アメフト部員（議事録より）
「大麻を一緒に使用していたのは矢部容疑者と北畠被告ら6人で、学生寮で使用していた。他の男子部員3人は、学生寮以外の場所で使用していた」
ほかにも、警視庁が矢部容疑者ら部員4人の自宅などを家宅捜索し、事情聴取したことも書かれていました。議事録では、これらの男子部員11人が全て実名で記されていました。
捜査関係者によりますと、警視庁は、矢部容疑者が北畠被告から大麻の購入方法を教わっていたとみていて、寮内で薬物使用が広がっていた可能性もあるとみて、実態解明を進めています。
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