「パイプ椅子で殴りハサミで脅迫」同居女性3人に暴行・脅迫繰り返した男に有罪判決「強い恐怖心を…」

「パイプ椅子で殴りハサミで脅迫」同居女性3人に暴行・脅迫繰り返した男に有罪判決「強い恐怖心を…」

　 滋賀県大津市で、同居していた3人の女性に日常的に暴行や脅迫を繰り返していた男に対し大津地裁は１０日、執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。

　山森健被告は、今年3月から5月にかけて、大津市内の自宅で、同居していた3人の女性に対し、日常的に暴行や脅迫を繰り返した暴力行為等処罰法違反の罪に問われていました。検察は、「パイプ椅子で殴り、ハサミを示して脅迫するなど、犯行は執拗で危険」として懲役3年を求刑する一方、弁護側は、「深く反省している」として、執行猶予の付いた判決を求めていました。

　この日の判決で、大津地裁は「犯行は悪質で、被害者は強い恐怖心を抱いている」としながらも、山森被告が更生の意欲を示しているなどとして、懲役3年、執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。

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