アジア大会今夜開幕へ 杭州市には観光客2000万人超の予想 習主席の首脳外交も活発化｜TBS NEWS DIG
今夜、アジア大会が開幕します。開催地の中国・杭州市では、2000万人を超える観光客が見込まれていて、早くも賑わいをみせています。
中国東部・浙江省の杭州市を中心に開催されるアジア大会。45の国と地域から1万人以上の選手が参加する予定です。
記者
「杭州の市内には、こうした公式グッズショップが点在しているのですが、こちらのお店の中、たくさんの買い物客が訪れています」
公式グッズショップでは、大会マスコットのぬいぐるみやストラップなどが次々と売れていました。
購入客
「友達にプレゼントします」
「（マスコットは）可愛い、記念に買いました」
杭州市によりますと、来月8日までの大会開催期間中、市内を訪れる観光客は2000万人を超えるとみられています。また、すでに一部の競技は始まっていて、熱戦が繰り広げられています。
観客
「（中国選手に）金メダルをたくさんとってほしいです」
「陸上と体操と水泳を見に行こうと思います」
一方、開会式が予定されている会場周辺では…
記者
「こちらは警察犬でしょうか、周辺を今、警戒しています」
けさから交通規制が行われるなど厳戒態勢が敷かれています。
国営の中央テレビよりますと、習近平国家主席は、市内のホテルでシリアのアサド大統領や韓国の韓悳洙首相ら開会式に出席する各国の要人を招いて歓迎会を開催。
「私たちはスポーツを通じて平和を促進し、冷戦的な考え方や陣営対立に抵抗すべき」と訴えたということで、大会開催に合わせて習主席の首脳外交も活発化しています。
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