「裏切られた気分になった」京アニ主催の賞に応募するも落選 青葉被告が事件に至る心情を語る
京都アニメーション放火殺人事件の裁判で、弁護側の被告人質問が続き、被告が事件に至るまでの心情をのべています。
殺人などの罪に問われている青葉真司被告の裁判は、先週火曜日（５日）から始まりました。青葉被告はこれまでに、京都アニメーションに放火し、３６人を殺害したという起訴内容を認めたうえで、作品に感銘を受け、京アニに関心を寄せていったいきさつや、自分の作品を盗用されたと思い、恨みをつのらせていった心情の変化を明らかにしています。
１３日の裁判では、弁護側から京アニ主催の賞に応募するも落選した時のことを聞かれると、「作品を託す気持ちもあった。裏切られた気分になった」などと述べました。
この裁判で検察は、「筋違いの恨みによる復讐」と主張する一方で、弁護側は、責任能力がなかったとして、無罪か減軽を求めています。
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