「100の傷のうち、10ぐらいは楽になった」当事者の会・大島氏、ジャニーズ事務所が会見「性加害」認める【Nスタ解説】|TBS NEWS DIG

「100の傷のうち、10ぐらいは楽になった」当事者の会・大島氏、ジャニーズ事務所が会見「性加害」認める【Nスタ解説】|TBS NEWS DIG

「100の傷のうち、10ぐらいは楽になった」当事者の会・大島氏、ジャニーズ事務所が会見「性加害」認める【Nスタ解説】|TBS NEWS DIG

さきほどまで会見を見ていた『ジャニーズ性加害問題 当事者の会』の大島幸広さんに来ていただきました。よろしくお願いします。

■当事者の会・大島氏「100の傷のうち、10ぐらいは楽になった」

ホラン千秋キャスター:
頑張っているタレントの皆さんの努力があるのももちろん事実だと思うんですけれども、事務所がこういう事態になってしまっているがゆえに、タレントの皆さんが割を食う形で活躍の場をなくされてしまうことも今後あると思います。

大島さんは今回の会見などもご覧になって、今どのようなお気持ちでいらっしゃるでしょうか?

元ジャニーズJr. 大島幸広氏:
事務所の対応、対処が遅れたのもありますし、しっかりした対応ができていないというところですよね。

それが結果としてこうなってしまっているわけなので、しっかりした対応をしていただいて、今活躍されているタレントの方たちを守っていただきたいと思います。

ホランキャスター:
会見に関しては、どのようなお気持ちになりましたか?

元ジャニーズJr. 大島幸広氏:
まず、ジュリーさんは出てこられないと思っていました。ネットニュースとかでも出てくる、出てこない、結構いろいろ言われていたので、今回は「よく出てきてくださったな」と。

私がずっと叫んでいたのは、(性加害問題を)認めていただいて、心の底から被害者に対して謝っていただきたいということです。

東山さんも含めてお二方とも、そのとおり真摯に受け止めていただいて、「本当にすみませんでした」としっかり謝ってくれたので、100の傷のうち、10ぐらいは楽になりましたね。

ホランキャスター:
その謝罪の言葉というのは、大島さんにとってもかなり大きかったと?

元ジャニーズJr. 大島幸広氏:
そうですね。(当事者の)会のみんなも、そこに関しては「よかった」と言っていましたね。

■今求められるケアは?「何があって、それをどうしたいか」は人それぞれ

ホランキャスター:
タレントの皆さん、東山さんももちろんタレントでいらっしゃるということもあって、演者さん側の大変さであったり、思いであったりというところには、共感するところが多々あると思います。

タレントの皆さんはかなり結束力を持って、「これからも頑張っていこう」というような姿勢であるのがうかがえたんですけれども、会社としてどう変わっていけるのか、などといったところは、これからも私たちしっかりと見ていかなければならない部分があるわけですよね。

元ジャニーズJr. 大島幸広氏:
やはり繰り返していただきたくないですし、彼らジャニーズのタレントさんたちも必死でやっているはずなので、それをしっかり守っていただいて。

しっかりした事務所の対応がなければ、スポンサーさんとかがどんどん離れていってしまい、どんどんお仕事も減っていってしまうと思うので、本当にタレントさんを守ってほしいですよね。

ホランキャスター:
ジャニーズ事務所は本当に幼い子どもから、40~50代の方までタレントさんとして所属されている事務所なわけです。

ウルヴェさんは日ごろ、さまざまな形で心のケアをされることも多いと思いますが、今この事務所に求められているケアというのは、どんなところにあるとお考えでしょうか?

田中ウルヴェ京 スポーツ心理学者(博士):
多面的なケアが必要になります。大前提として、人によって何があって、そのことをどうしたいかという二つがそれぞれ違うわけですね。

だからこそ一人一人の話を聞かなければいけないし、今回「被害を受けた」と言った方もいれば、言えない・言わないという方もいるでしょうし、「被害を受けていない」という方もいます。

たとえば被害を受けていない方でも、今何があって、どのようにしたいかということも違いますよね。一人一人違うということがやはり心なので、それをまずしっかり聞くことが内部でどれだけできるかは、すごく重要なところだと思います。

ホランキャスター:
大島さんは表に立って、「被害を受けました」というふうにお話する選択をされたわけですけれども、それが難しい・したくないといった方々もきっと多いですよね。もちろん、そういうのもそれぞれの選択なわけですが。

元ジャニーズJr. 大島幸広氏:
(表に)出たくない人ばかりだと思います。出ることはすごい勇気がいりますし、本当に命を削って僕らも出ていますし、出てもメリットはありませんしね。

こういうことはダメなんだ、ダメなものはダメと今まで言ってきた人たちもいるんですけれども、やはりその声は潰され、すぐかき消されます。

でも今回はこういうことになって、僕らも声が届いてすごいよかったなと思いますし、日本全国の方々に知ってもらうことができたんじゃないですか。ここでみんな、メディアも国も変わるべきだと思います。

■被害者の救済と補償、どう算定する?認定後も道のりは遠く…

井上貴博キャスター:
大島さんも相当な覚悟を持って今回出演してくださっていると思うんですけれども、賠償の点についてもうかがいたいです。

人それぞれ違…(https://newsdig.tbs.co.jp/list/article?id=jnn-20230907-6108121)

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