全長約８０センチの肉食オオトカゲ脱走から丸一日 未だ有力な情報なく捜索難航か 滋賀・大津市
２７日、滋賀県大津市の住宅から肉食の「サバンナオオトカゲ」が脱走し、丸一日が経った現在も見つかっていません。（取材・報告＝阿部頼我記者）
滋賀県大津市養命町の閑静な街に来ています。２７日逃げ出し、そして現在に至るまで未だ見つかっていないのが、サバンナオトカゲです。等身大のパネルをご用意したのですが、全長が約８０ｃｍということで非常に大きいのです。成長すればさらに２０ｃｍほど大きくなるということです。
肉食動物ということもあり、この大きな体と長い舌を使って、例えばコオロギなどの昆虫であったり、それからヒヨコなども餌として食べているということです。このオオトカゲ、未だ有力な情報ないのですが、２７日、（脱走した）住宅街の反対にある山側に歩いて向かって行くのを見たという目撃情報が入っています。
私も先ほどまで山の捜索を一緒にしていたのですが、なかなか人間が入っていくには難しい木が生い茂ってる場所でしたので、捜査は難航していることが予想されます。
この件で近所の人にも話をお伺いしました。
（近所の人）
「庭に水やってる時に出てきたらビックリしますけどね。早く見つかってもらったらいいかなと思いますけど」
「バンドを胸にして、犬みたいにひもでつないで。庭の中を散歩させたり、日光浴させたり。子どもさんが脇に抱いてなでたりしていたので、おとなしいんだなと」
逃げ出したオオトカゲは室内で放し飼いにされていて、開いていたた勝手口から逃げ出したということです。
実はこのオオトカゲ、７月にも脱走していて、その時は開いていた窓から逃げ出し、その日のうちに近くの家の庭から発見されました。
先ほども近所の人から大人しいという話がありましたが、例えば日中ですと比較的活動的で、機敏に動く場合もあるということです。
（Ｑ．人にかみつくなどの危険性は？）
サバンナオオトカゲは大人しい性格として、ペットとしても非常に人気のある種類なんです。ただやはり、肉食動物ではありますので、ペットショップの人の話などによると、例えばお腹を空かしている時に、手を頭の方に近づけたりすると、指を餌と間違えて噛みついてしまったり、興奮状態やイライラしてる時にストレスを与えると、その反撃として噛みつかれることもあるということです。
この場所は、近くに中学校や幼稚園などもあるエリアで、警察は見つけたとしても大きな声を出さず、直接触らないなど、すぐ通報するように呼びかけています。
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