国内に約13頭、希少な『ミニカバ』の赤ちゃん誕生 母親が寄り添い授乳する姿も 大阪の「ニフレル」

国内に約13頭、希少な『ミニカバ』の赤ちゃん誕生 母親が寄り添い授乳する姿も 大阪の「ニフレル」

国内に約13頭、希少な『ミニカバ』の赤ちゃん誕生 母親が寄り添い授乳する姿も 大阪の「ニフレル」

 大阪府吹田市にある生き物のミュージアム「ニフレル」で、世界的に希少な動物であるミニカバの赤ちゃんが誕生しました。母親が授乳する様子も確認され、順調に育っているということです。

 ニフレルで飼育されている母親の「フルフル」に妊娠が確認されたのは今年5月。約3か月後の今月17日午前2時すぎ、飼育員が見守る中、無事に赤ちゃんを出産しました。

 赤ちゃんの体長は57cm、体重は7.5kgで、性別は現在のところ不明だということです。フルフルは出産後から赤ちゃんに寄り添い、授乳も確認され、赤ちゃんは元気だということです。

 2匹の体調を考慮し、落ち着いた環境で育児させるため、現在、ミニカバの展示エリアは目隠しされていますが、18日からは展示エリアに設置されたモニターで2匹の様子をライブで見られるということです。
■ミニカバは絶滅の恐れのある希少な動物
 ニフレルによりますと、ミニカバは絶滅の恐れのある希少な動物で、西アフリカの限られた地域に2000~2500頭のみが生息しています。世界的に保護されていて、国内では13頭が飼育されています。

読売テレビニュースカテゴリの最新記事