博多方面の「のぞみ」自由席乗車率は最大220% 高速道路も渋滞 お盆休みの帰省ラッシュがピーク
新型コロナが5類に移行して、初めてのお盆休みに入り、ふるさとや行楽地で過ごす人たちの帰省ラッシュが11日、ピークを迎えています。
JR新大阪駅は、大きな荷物を持つ家族連れなどで、朝から混雑しています。
JRによりますと、博多方面に向かう山陽新幹線「のぞみ」の自由席の乗車率は最大で220%で、始発からすべて100%を超えています。
「(Q、どこに行く?)鹿児島!じいじ、ばあばと会って遊ぶ」
「ひいおじいちゃんに初めてこの子が会うので、ちょっと会いに…」
下りの新幹線のラッシュはこの日がピークで、上りのピークは明後日、日曜日(13日)の見込みです。日曜日以降は、台風7号の影響が出る恐れもあり、注意が必要です。
関西空港では、お盆休みを海外で過ごす人たちの姿が多くみられました。
「(Q:行先はどちらですか?)チェジュ島」
「非日常を味わいたい」
「タイのバンコクです」
「(バンコクは)コロナ後初の海外旅行なので。そこまで遠くもないし近くもないしいいかなと思って…」
日本航空と全日空によりますと、国際線の予約率は昨年の1.5倍以上に増えているということで、国際線にもようやくにぎわいが戻り始めています。
高速道路も渋滞しています。午前11時半時点で、名神高速道路では名古屋方面に向かう上り線で大津インター付近を先頭に22キロの渋滞が発生しているほか、中国自動車道は岡山方面に向かう下り線で宝塚インター付近を先頭に16キロとなっています。
帰省ラッシュの渋滞はこの日がピークで、混雑は夜まで続く見込みです。
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