「麻布台ヒルズ」お披露目 高さ330m“日本一高いビル”も 構想から30年「新たな街」(2023年8月9日)
高さ日本一の超高層ビルなどからなる東京の「麻布台ヒルズ」が8日、お披露目されました。30年以上の歳月をかけて完成した「新たな街」を取材しました。
■約150店舗 大規模フードマーケットも
東京タワーに匹敵する、高さ330メートルの超高層ビル「麻布台ヒルズ森JPタワー」。大阪市の「あべのハルカス」の高さ300メートルを超える日本で一番高いビルとなります。
このビルを含む大型複合施設・麻布台ヒルズが11月24日に開業することが8日に発表されました。
森ビル 辻慎吾社長:「ヒルズの未来形として構想してきた街がいよいよ形になります。麻布台ヒルズの誕生は東京をさらに魅力的な都市にしていくための挑戦の始まりでもあります」
麻布台ヒルズは、六本木ヒルズと虎ノ門ヒルズの中間に位置し、敷地面積はおよそ6万4000平方メートル、東京ドームおよそ1.4個分に相当する広さです。構想から完成まで30年以上を要したといいます。
3つの高層ビルには、高級ホテルや住宅、オフィスが入り、東京タワーやスカイツリーなど都内を一望できます。
ひと際目を引くのは、曲線を生かした独特な外観が特徴のエントランス。商業施設には、飲食店、アパレルショップなど、海外の高級ブランドを含めおよそ150店舗が入る予定です。
地下には大規模なフードマーケットもオープンします。
■約3分の1のエリアに緑が広がる「自然」
麻布台ヒルズには、医療機関や都心最大級のインターナショナルスクールといった教育機関にデジタルアートといった文化施設が集結します。
開発を手掛けた森ビルの辻社長は麻布台ヒルズの特徴について、こう説明しました。
辻社長:「緑に包まれ、人と人をつなぐ広場のような街。緑の環境と人間らしいコミュニティー、そこから始まる豊かな暮らしの提案、グリーン&ウェルネスを体現した麻布台ヒルズが、東京というポテンシャルを引き上げることになると考えている」
およそ3分の1のエリアに緑が広がる「麻布台ヒルズ」。自然と調和しながら、心身ともに健康で豊かに生きることをテーマにしていて、年間の来場者数は3000万人を想定しています。
辻社長:「これからの都市の未来というのは、環境であったり健康であったり、より身近に考えていく。そういう時代になってくると思います。これからも色々な提案をしていきたい」
(「グッド!モーニング」2023年8月9日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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