復旧まだなのに…停電さらに断水も 台風・沖縄に再最接近 北海道は大雨警戒(2023年8月3日)

復旧まだなのに…停電さらに断水も 台風・沖縄に再最接近 北海道は大雨警戒(2023年8月3日)

復旧まだなのに…停電さらに断水も 台風・沖縄に再最接近 北海道は大雨警戒(2023年8月3日)

強い勢力を保ったまま進んでいる台風6号。

沖縄本島は、暴風域から外れました。台風の影響で、丸2日間、閉鎖していた那覇空港が3日、ようやく再開しました。台風で帰れなくなっていた多くの観光客がキャンセル待ちの予約を取るため朝から殺到。ただ、キャンセル待ちの整理券を手に入れても、確実に帰れるかどうかは、わかりません。
東京からの観光客:「きょう乗れないと、あした、また朝来てキャンセル待ち。本当は2日に帰る予定だったんですが。もうちょっと頑張ろう」

一旦、沖縄本島から離れた台風6号。しかし、進路を東寄りに変え、週末、再び大荒れの天気となるおそれがあります。

沖縄県では、3日午後9時時点で、まだ、8万3000戸あまりが停電した状態です。

沖縄市の病院は、一度 復旧しましたが、3日朝、また停電。空調が使えないため、窓を開けてしのいでいます。
沖縄リハビリテーションセンター病院・上原宗哲さん:「きょうは、そこまで雨が強くなく、風がある状況なので、何とか。また雨が降ってくると、より中の状態は厳しい状況にはなってきますね」

午後7時半過ぎ、那覇市のマンションでも停電が続いていました。3日目です。今のところ、水は出ていますが、停電でマンションのタンクに水が汲み上げられないので、いつまで出るかわかりません。
自宅が停電中・宮田光さん:「下の方(の建物)は、全部、電気ついているんだけど、丘の上の首里のこの一帯だけが、なんか停電しているんですよ。ホームページを見ると“復旧予定8月5日”あさってですよ」

宜野湾市でも停電の影響により、市の3分の1のエリアで、断水や水圧低下が発生し、市役所で非常用飲料水を配るなど、対応に追われました。

読谷村にあるラーメン店。停電していましたが、3日夕方、復旧しました。
まるつストアの店主・津波柾通さん:「冷蔵庫に氷を入れて対策はしていたので、そこまで大ダメージはないんですけど、スープが、さっき味見をしてみたら、もう、いっちゃっていたので」

3日の営業はあきらめて、スープは作り直しです。
妻・彩香さん:「地区によって、停電するタイミングが違うので、また停電になる可能性もあるので、そこが心配ですね。氷も売り切れている可能性があるので」

沖縄電力では、1800人態勢で復旧作業にあたっていて、本島地方については、5日日中での完了を目指すということです。ただ、台風の進路によっては、新たな停電が発生する可能性があるとして、警戒を呼び掛けています。

一方、北海道・稚内市。このあたり、平年の8月の総雨量が120ミリ程度ですが、4日夕方にかけて、それを上回る150ミリの大雨が予想されています。

原因は、先週、中国を襲った台風5号。中国南部に上陸した台風5号は、熱帯低気圧に変化した後も、各地に大雨をもたらしながら北上していました。その残滓である雲の塊が、大量の水蒸気を伴って、東に流れてきました。それが、北海道付近にあった前線を刺激したことで、大雨につながる可能性が高まった形です。この影響は、4日だけでなく、週末にかけて続く予想です。
東京から家族旅行:「あしたは利尻とか礼文に行こうと思ってますが、ちょっとどうだろうね、これは…」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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