ウクライナ軍、ロシア防御線を突破 米シンクタンク分析(2023年7月27日)
アメリカのシンクタンクはウクライナ軍が南部に構築されているロシア軍の防御線を突破したようだと指摘しました。
ウクライナのゼレンスキー大統領は26日、「前線で非常に良い結果が得られた」と述べました。
詳細は明らかにされていませんが、反転攻勢でウクライナ軍が大きな戦果を挙げたことを主張していると見られます。
また、アメリカのシンクタンク「戦争研究所」は26日、ウクライナ軍が南部のザポリージャ地域で大規模な反撃を行い、ロシア軍の防御陣地を突破したようだと指摘しました。
ウクライナの反転攻勢は約2カ月前に始まりましたが、これまでロシア軍が大量の地雷や塹壕（ざんごう）で重厚な防御線を構築していたため、大きな成果は挙げられていないと指摘されていました。
一方、プーチン大統領は27日、ウクライナ軍はザポリージャ地域で攻撃を強化したが成功しなかったと改めて主張しました。
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