“危険な暑さ”東京37.8℃ 136人搬送【知っておきたい！】(2023年7月11日)
関東各地で危険な暑さを記録した10日、都内では今年最も多い136人が熱中症で搬送されました。
■滝のような汗が流れる暑さ「本当に暑い」
10日、山梨県大月市で今年の全国最高気温となる38.7℃を記録するなど、関東甲信地方では危険な暑さとなりました。
東京・練馬区では37.8℃、都心でも36.5℃を観測し、今年初めての猛暑日となりました。渋谷区では、滝のような汗が流れる暑さになりました。
街の人：「暑いです。本当に暑いです。何もしなくても、汗をかくぐらいに暑いと思います」「扇風機を持っています。（暑さは）ちょっとだけ変わる」「きょう一回家出て、日傘忘れたので、取りに帰って良かったなって」
千代田区では、海外からの観光客と思われる人はひとまず動くことを諦め、木陰に避難して暑さをしのぎます。
しかし、この暑さでも皇居の周りには多くのランナーの姿が見られました。中には、より汗をかくためなのか、長袖のジャンパーのようなものを着ている人もいます。
■東京 熱中症で病院搬送 今年最多136人
「日本一暑い町」とも言われる埼玉県熊谷市では午後3時1分、今季最高の37.8℃を観測しました。
熊谷市民：「きょうになったら、急に暑くなってきたので、みんな汗がだくだく出てきちゃう。もう下着もびちょびちょです」
気象庁は10日、関東では東京、埼玉、千葉、茨城を対象に今年初めての「熱中症警戒アラート」を発表しました。東京都では10日午後9時時点で、今年最多の136人（重症者は8人）が熱中症で病院に搬送されました。
11日も、関東や九州など1都19県で熱中症警戒アラートが発表されていて、引き続き暑さ対策が必要です。
（「グッド！モーニング」2023年7月10日放送分より）
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