【独自】生徒の大麻“隠ぺい”疑いの副校長らは保護者に「警察に届け出る」と嘘の説明（2022年2月19日）
大阪の高校の副校長らが生徒から没収した大麻を隠したなどとして書類送検された事件で、副校長らは生徒の保護者に、大麻は「警察に届け出る」と嘘の説明をしていたことがわかりました。
大阪市天王寺区の私立興国高校の副校長（７０）らは、生徒が所持していた大麻を去年１０月に取り上げて約２か月間にわたり校内に隠したとして、２月１８日に証拠隠滅などの疑いで書類送検されました。
その後の捜査関係者への取材で、副校長らは当時（去年１０月）、その生徒の保護者に、大麻は「警察に届け出る」と嘘の説明をしていたことが新たにわかりました。警察はその２か月後に別の大麻事件の捜査で生徒から大麻は「学校に取り上げられた」と聞き、提出を求めたところ副校長らは「親に預けた」などと説明していたということです。
副校長らは「学校を守るために大麻を隠した」などと容疑を認めているということです。
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