猿之助容疑者を送検 カーテンで姿隠れる(2023年6月29日)
母親の自殺を手助けしたとして逮捕された歌舞伎俳優の市川猿之助容疑者が29日午前、東京地検に送検されました。
午前8時半ごろ、猿之助容疑者を乗せた車が警視庁原宿署を出て東京地検に向かいました。
車内のカーテンが閉められ、猿之助容疑者が乗っていたとみられる後部座席の様子をうかがうことはできませんでした。
市川猿之助こと喜熨斗孝彦(47)容疑者は先月、東京・目黒区の自宅で母親の延子さん(75)の自殺を手助けした疑いが持たれています。
父親の市川段四郎さん(76)も死亡し、死因はともに向精神薬中毒とみられています。
警視庁は、延子さんが自らの意思で薬を飲んだとみられることから、猿之助容疑者を27日、自殺幇助(ほうじょ)の疑いで逮捕していました。
今後、段四郎さんの死亡に猿之助容疑者がどう関わったかについても慎重に調べる方針です。
厚生労働省は、先の見えない不安や生きづらさを感じている人は一人で悩みなどを抱えずに“こころの健康相談統一ダイヤル”や“いのちの電話”などの相談窓口を利用するよう、呼び掛けています。
▼「こころの健康相談統一ダイヤル」0570-064-556
▼「#いのちSOS」0120-061-338
▼「よりそいホットライン」0120-279-338
▼「いのちの電話」0570-783-556
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