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海底に残骸とみられる破片…船体に“壊滅的な爆縮”か 乗員の生存“絶望的”(2023年6月23日)
タイタニック号の観光ツアー中に消息を絶った潜水艇『タイタン』。22日午前、捜索開始以来、初めて海底に到達した無人潜水機が“潜水艇の残骸”とみられる5つの破片を発見しました。タイタニック号の船首から500メートルほど離れたところです。
アメリカ沿岸警備隊:「残骸がタイタンの耐圧室の一部だと識別しました。残骸から船体に壊滅的な爆縮があったことが示されています」
爆縮とは、容器の外側に生じている膨大な圧力が一気に内部にかかり、破壊する現象を意味します。
潜水艇の内部には空気があるため、地上と同じほぼ1気圧です。3800メートルの深海で、その船体にほんの少しでも損傷が起きれば、数百倍の圧力となり、内部は一瞬でバラバラになります。潜水艇に乗っていた5人が生存している可能性は絶望的です。
海洋技術学会のウィル・コ―ネン氏:「例えば、子どもが風船を針で刺したら、ほんの一瞬で割れます。この反対が“爆縮”であり、わずか千分の1秒で、内側に爆発します」
新たに判明したことがもう1つあります。
タイタンを深海で破壊したとみられる爆縮。実は、このとき生じたとみられる音を、アメリカ海軍が検知していたことがわかりました。
日付は18日。タイタンが潜り始めた数時間後のこと。目的地に到達する前だったとみられます。つまり、20日と21日に「何かを叩く音」が検知される前に、潜水艇は粉々になっていた可能性が高いということになります。
この情報は、即座に捜索活動の部隊に共有されたそうですが、メディアへの公表はしばらく見送られました。懸命に行われている捜索を継続する価値はあると判断されたからだといいます。
アメリカ沿岸警備隊:「破片が見つかった海域は“壊滅的な爆縮”の地点と一致しています。我々は72時間以上、ずっとソナーなどで捜索を続けてきましたが、その間“別の破壊音”は検知されていません」
事故の詳しい原因は、破片を回収して分析するまでわかりません。ただ、この潜水艇は、タイタニック号まで行けるだけの耐圧設計をしていなかったとか、潜水探査の学会などが行う安全評価テストを一つも受けていなかったとか、安全管理のずさんさを感じさせる報道が後をたちません。
海洋技術学会のウィル・コ―ネン氏:「タイタンのように水深4000メートル以上、潜れる潜水艇は世界に10隻しかなく、どれも認定を受けていますが、タイタンだけ認定を受けていません。人を乗せて良いわけがありません」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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