“40年来の知人”の腹を刃物で刺す 男を殺人未遂容疑で逮捕「ケガさせたが殺意はない」一部容疑否認
今月14日、大阪府東大阪市の路上で、60代の男性が腹を刺されケガをした事件で、警察は、知人の67歳の男を逮捕しました。
殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、韓国籍で東大阪市に住む無職の金印吾(きん・いんご)容疑者(67)です。警察によりますと、金容疑者は、今月14日午前1時半ごろ、東大阪市岩田町の路上で、知人の67歳の男性の腹を刃物で刺し、殺害しようとした疑いです。刺された男性は、加療約2週間のケガをしました。
男性は事件の前、金容疑者に現場に呼び出されていて、金容疑者は犯行後、車で逃走したということです。
男性は、駆け付けた警察官らに「知ってるやつに包丁で刺された」と話したほか、救急車の中で金容疑者に電話をかけ「おおごとになっている」などと伝えたうえで、救急隊員らに向かって「いま電話したやつが俺を刺したやつ」と説明したということです。
警察は、現場近くの防犯カメラの映像や電話の履歴などから金容疑者を特定しました。
金容疑者は、調べに対し、「ケガをさせたのは私です。しかし、殺意はありませんでした」と容疑を一部否認しているということです。
男性は、「金容疑者とは40年来の知人」と説明していて、2人はそれぞれ「トラブルがあった」などと話すものの、説明に食い違う点があるということで、警察が、詳しいいきさつを調べています。
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