昭和の時代にタイムスリップ復活バナナのたたき売りに行列(2023年6月15日)

昭和の時代にタイムスリップ？　復活！バナナのたたき売りに行列(2023年6月15日)

　たたき売り歴25年・菅野正敏さん：「マメで四角で柔らかく白い心に味がある…」

　独特な言葉遣いで売っているのは台湾バナナ。肉汁たっぷりの小籠包に、カラフルな揚げ物など台湾の食文化が15日、日本に上陸。

　来場者：「おいしい」

　盛り上がりを見せる台湾フェス。今回のテーマは「レトロ」です。

　来場者：「屋台の雰囲気などが昔ながらの感じだった」

　突如現れた腹巻姿にハット帽の男性。まるで「寅さん」です。

　たたき売り歴25年・菅野正敏さん：「高級バナナ、台湾バナナだよ」

　台湾バナナを片手に始めたのは、たたき売りです。

　たたき売り歴25年・菅野正敏さん：「見てみろ、このバナナ！度胸の良い人500（円）！」

　これはおよそ50年前の世田谷の市場。当時よく見られたたたき売りも、現代では非常に珍しい光景です。

　客：「高い！」
　たたき売り歴25年・菅野正敏さん：「高い？高いのはあなたの教養」
　客：「下げろ！」
　たたき売り歴25年・菅野正敏さん：「ほら持ってけ泥棒！タダ！」

　客との激しい攻防が繰り広げられ、バナナが売れていきます。

　来場者（70代）：「懐かしかった。子どものころは結構あったが、最近は全く見ないので」

　台湾フェスティバル実行委員会・岡田誠会長：「（来場者は）10万人を超えるのでは。できれば分散して来て頂けたら、より楽しめると思う」
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