再婚相手の娘に暴行繰り返し死亡させた疑いで男を逮捕…母親と娘の妹は飛び降りて死亡(2022年2月17日)
去年6月、和歌山市のアパートで16歳の少女に暴行を加えて、治療も受けさせず死亡させたとして、母親の再婚相手の男が逮捕されました。
保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕されたのは、和歌山県有田市の派遣社員・木下匠容疑者(40)です。
警察によりますと、木下容疑者は去年6月ごろ、和歌山市のアパートで再婚相手の娘の鶴崎心桜さん(当時16)に暴行を繰り返して身動きができなくなるほど衰弱させたにもかかわらず、医療機関を受診させずに外傷性ショックにより死亡させた疑いがもたれています。
鶴崎さんは当時、母親(当時37)と妹(当時4)と木下容疑者の4人で暮らしていて、母親は同じ日に妹を連れて関西空港の連絡橋から飛び降り、死亡していました。
(近隣住人)
「高校生というか、若い女性と(母親らが)一緒にいるのは見たことがあります。ただ、ここ3、4年の間に2、3回程度です」
警察は、母親も木下容疑者と共謀して虐待をしていたとみて、容疑者死亡で書類送検する方針です。
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