東京おもちゃショー開幕 “大人向け”商品に注目 「プラレール」名列車をリアル再現(2023年6月9日)
国内最大級のおもちゃの見本市「東京おもちゃショー」が8日に開幕しました。時代を反映した商品が並ぶなか、注目は大人向けのおもちゃです。
■大人心を刺激 「プラレール」リアルに再現
Wi-Fi機能が初めて搭載され、世界中のユーザーと交流ができる最新型の「たまごっち」に、ユーチューバーを疑似体験できるおもちゃなど、およそ3万5000点の商品が集結した東京おもちゃショー。中でも注目はズバリ、“大人向け”のおもちゃです。
今回の展示では、リアルなデザインの鉄道おもちゃなど、大人向けの市場を意識した商品が目立ちます。
定番の鉄道おもちゃ「プラレール」からは、大人向けシリーズの「リアルクラス」が登場。商品化されたのは、大人心を刺激する懐かしの名列車「特急踊り子」と「小田急ロマンスカー」。屋根や座席など、車両の細かい部分までリアルに再現されています。
タカラトミー プラレール企画開発担当：「細部までこだわった造形。質感にこだわった塗装が特長。大人の方と、かつて子どものころにプラレールで遊んでくれたユーザーに買っていただきたいなと考えております」
■胎内音に最も近い 「NSX」エンジン音を採用
また、赤ちゃんがいる家庭にピッタリの“大人向け”おもちゃもあります。
赤ちゃんが母親のおなかの中で聞いていた胎内音に近く、安心感を提供できるというぬいぐるみ。車のエンジン音が流れます。
タカラトミーアーツとホンダなどが共同開発したのは、赤ちゃんが最も安心するエンジン音を出すというぬいぐるみ。30種類以上のエンジン音から、最も胎内音に近かったホンダのスポーツカー「NSX」のエンジン音を採用したということです。
ホンダ 登那木直さん：「エンジン音が赤ちゃんを泣きやませるというような話が、SNSや社内のエンジニアからもそういう噂話的なことはあったので。それをホンダらしく検証してみようというのが始まりでした」
4年ぶりとなる一般公開は、10日と11日の2日間行われます。
（「グッド！モーニング」2023年6月9日放送分より）
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
