同級生を包丁で切りつけ 逃走の中2男子生徒を確保

同級生を包丁で切りつけ 逃走の中2男子生徒を確保

同級生を包丁で切りつけ 逃走の中2男子生徒を確保

きょう午前、三重県名張市の中学校で、2年生の男子生徒が同じ学年の生徒に包丁で切りつけられ、けがをしました。逃げていた男子生徒はおよそ4時間後に身柄を確保されました。名張警察署前から中継です。

三重県名張市の名張警察署前です。同じ学年の男子生徒を切りつけて逃げていた中学2年生の男子生徒は、午後2時過ぎに見つかりました。任意同行を求められた際、抵抗する様子はなく、素直に応じたということです。

きょう午前10時前、三重県名張市の中学校から、「生徒が刃物で刺されて、けがをしている」と119番通報がありました。

警察などによりますと、2年生で14歳の男子生徒が、学校2階の廊下で、同じ学年で14歳の男子生徒の首を包丁で切りつけたということです。包丁は切りつけられた生徒の右首にあたり、首をかすった程度で軽傷だということです。

切りつけた生徒はその後、逃走していましたが、事件発生からおよそ4時間後の午後2時すぎ、名張市内を別の生徒と2人で歩いているところを警察官に見つかり、身柄を確保されました。警察はこの後、傷害容疑で生徒を逮捕する方針です。

Q.男性生徒が見つかった時の状況はわかっていますか?

切りつけた男子生徒は、事件当時、学生服を着ていたということですが、警察官が見つけた際は黒いジャージを着ていたということです。包丁は刃渡りはおよそ13センチだったということですが、警察に見つかった際には、何も持っていなかったということです。包丁は学校の中で見つかっているということです。

名張市の教育委員会は、このあと午後4時から記者会見を開き、詳しい状況について説明するとみられています。
(16日15:43)

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