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タリウム事件 役員を解任され、使える金を制限されたことが動機か スマホで“殺人”など検索
3年前、叔母をタリウムで殺害しようとしたとして再逮捕された男が、タリウムや殺人について検索を始めたころに会社の役員を解任され、使える金が制限されていたことがわかりました。
殺人未遂の疑いで24日、再逮捕された無職の宮本一希容疑者は、2020年7月、叔母にタリウムを摂取させ殺害しようとした疑いです。叔母は、現在も意識不明の状態です。
警察によりますと、宮本容疑者は、叔母の体調が急変する5か月前からスマートフォンで「タリウム」や「殺人」について検索していました。
同じころ、叔母の関係する会社の役員だった宮本容疑者が、数十万から数百万円の使途不明金を何度も出したことで、役員を解任されていたことが新たにわかりました。
その後、叔母の体調が急変したことで、宮本容疑者は会社を引き継ぎ、叔母の口座から5000万円を引き出されていて、警察は、役員を解任され、自由に使える金が制限されたことが動機とみて調べています。
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