京アニ事件「宇治市内に事件伝える碑」設置方針 現場跡地には「非公開の慰霊碑」検討（2023年5月24日）
３６人が犠牲となった京都アニメーションの放火殺人事件で、京アニと遺族らが京都府宇治市内に「事件を伝える碑」を設置する方針であることがわかりました。
２０１９年７月に京都アニメーションの第１スタジオが放火された事件では、社員３６人が死亡して、３２人が重軽傷を負いました。
関係者によりますと、京アニと遺族などで作る団体が、事件から５年となる２０２４年７月までに、本社のある宇治市内に「事件を伝える碑」を設置する方針であるということです。具体的な場所については、公園などの開かれた場所に寄贈することを検討していて、費用はこれまでに寄せられた義援金の残りがあてられる見通しです。
また事件現場の跡地には非公開の慰霊碑を建てることが検討されています。
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