【瞬間映像】ドアが開いたまま電車が約10m走行のトラブル JR大阪駅 発車の際ブレーキ緩めた瞬間動き出す(2023年5月24日)
5月23日の夕方、JR大阪駅に停車していた列車が出発する際に列車のドアが開いたまま移動するトラブルがあったということです。
このトラブルを撮影した映像には、ドアが開いたまま電車が動く様子が撮影されていました。動画は約10秒間で、ホームドアが閉まった状態で動く様子が残されていました。
動画を撮影した人はMBSの取材に対して「びっくりしました。こういうことが滅多に起きるわけないという思いで撮影していました」と話していました。
JR西日本によりますと、23日午後4時53分ごろ、京都駅発西明石行きの普通電車が、JR大阪駅を発車しようとした際に、列車のドアが開いたまま約10mにわたり動いたということです。
電車はドアが開いた状態ではアクセルが起動しませんが駅の線路がわずかな下りになっているためブレーキを緩めた際に動いたということです。
けが人はありませんでした。
原因について、発車の際は本来、車掌と運転士それぞれがドアが閉まっているかランプの点灯状況などで確認することになっていますが、車掌、運転士ともに「ドアが閉まっていると思い込んでしまった」と話しているということでヒューマンエラーだとしています。
この影響によるけが人はいませんでした。
JR西日本は「再発防止に努めたい」としています。
この影響でJR神戸線では車両の点検などを行い、最大28分の遅れが出たということです。
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