トルコ大統領選挙　決選投票の可能性高まる　現職・野党統一候補の得票率がともに当選に必要な50%割り込む｜TBS NEWS DIG

トルコ大統領選挙　決選投票の可能性高まる　現職・野党統一候補の得票率がともに当選に必要な50%割り込む｜TBS NEWS DIG

トルコで行われた大統領選挙では、現職と野党統一候補の得票率が、ともに当選に必要な50%を割り込んでいて、決選投票になる可能性が高まっています。

記者
「詰めかけた支持者から大歓声が上がっています。党本部にエルドアン氏が姿を現しました」

トルコ エルドアン大統領
「トルコ国民は間違いなく大統領選挙で信頼と安定を選ぶでしょう」

今回の大統領選挙は、“20年にわたるエルドアン政権の是非”が最大の争点で、現地メディアによりますと、エルドアン氏が6つの野党の統一候補のクルチダルオール氏を現時点で、わずかにリードしているものの、得票率が当選に必要な50%を割り込んでいます。このため、28日に2人による決選投票が行われる可能性が高まっています。

エルドアン氏の支持者
「決選投票は勝ちますよ。エルドアン氏が勝ちます」

一方、深刻なインフレなどを批判してきた、クルチダルオール氏も会見を開き、「エルドアン氏が望む結果にはならなかった。決選投票は勝つ。誰もがそれを目撃する」と意欲を見せました。

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