プロスポーツ選手のアカウントを乗っ取り転売、少年含む7人書類送検「150くらい乗っ取った」
プロスポーツ選手などの公式アカウントを不正に乗っ取り、ゲームサイトなどで転売したなどとして、男2人と少年5人が9日までに書類送検されました。
不正アクセス禁止法違反の疑いで9日までに書類送検されたのは、コンビニアルバイト店員の男(29)や派遣作業員の19歳の少年ら7人です。
コンビニアルバイト店員の男らは2020年7月から去年6月までの約2年間、プロスポーツ選手らのアカウントを不正に乗っ取り、ゲームアイテムなどを販売するサイトで転売するなどした疑いです。
警察によりますと、男はスポーツ選手などが公表している生年月日などを調べてパスワードを推測していたということです。
フォロワーが多く、公式マークがついているアカウントを中心に狙い、中には13万円で転売されたアカウントもあったということです。
男は調べに対し、「プロスポーツ選手のアカウントは乗っ取りやすい」「これまでに150くらいのアカウントを乗っ取り、約2年間で400から500万円くらい売りあげた」などと話しているということです。
警察はスポーツ団体やサイトに被害防止対策を啓発するなど、注意を促しています。
コメントを書く