【速報】五輪汚職事件　KADOKAWA元会長が保釈(2023年4月27日)

【速報】五輪汚職事件　KADOKAWA元会長が保釈(2023年4月27日)

　東京オリンピック・パラリンピックを巡る汚職事件で、贈賄の罪で起訴された出版大手「KADOKAWA」の元会長が東京拘置所から保釈されました。

　KADOKAWAの元会長・角川歴彦被告（79）は27日午後9時半すぎに保釈され、東京拘置所を後にしました。

　角川被告は組織委員会の元理事・高橋治之被告（79）に対して大会スポンサーの選定を巡って便宜を受けたいと依頼し、約6900万円の賄賂を渡した罪に問われています。

　東京地裁が27日に保釈を認める決定をし、検察側の準抗告を退けました。

　保釈保証金は2億円で、角川被告は即日納付していました。

　関係者によりますと、通信機器の使用制限や事件関係者との接触禁止が保釈の条件になっているということです。

　角川被告は起訴内容について否認していて、裁判で争う方針だということです。
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