【もうすぐGW】「ゴミのポイ捨て」「人員不足」対応を迫られる観光地も

【もうすぐGW】「ゴミのポイ捨て」「人員不足」対応を迫られる観光地も

【もうすぐGW】「ゴミのポイ捨て」「人員不足」対応を迫られる観光地も

今週末から最大9連休となるゴールデンウイークが始まります。今年は多くの人出が見込まれていて、観光地は期待をよせる反面、「ゴミのポイ捨て」や駅前の混雑など“悩み”も。また、急激な需要の高まりに、人員不足のため、受け入れ体制を増やせないレストランもあるということです。

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関東有数の観光地、神奈川・鎌倉。24日、商店街では平日にもかかわらず、大きなにぎわいを見せていました。

千葉県からの観光客
「今日はすごく楽しいです。着物着て観光が一緒にできたので」

今週末からはゴールデンウイークに突入。人出が増えて喜ばしい反面、悩みもあるといいます。

鎌倉小町商店会 今雅史会長
「食べ歩きを中心とした『ゴミのポイ捨て』が一番大きい」

通りをよく見てみると、団子の串のようなものなど、道に捨てられたゴミが目につきました。

鎌倉小町商店会 今雅史会長
「ここへきて急にマナー啓発と、なかなか速度がついていかない」

さらに、ゴールデンウイーク期間中、混雑が予想されるのが駅前です。2017年には、電車に乗るための行列がロータリーを半周するほどになっていました。今年は再び、この混雑が予想されているため、混雑時でも地域住民などが駅構内に優先的に入ることができる「証明書」の発行が行われています。

証明書をもらった地元住民
「観光客が多くて、行列でなかなか乗り場にたどりつかないことがあるので」

この取り組みを実施するのは、4年ぶりです。

鎌倉市・まちづくり計画部 久保智史次長
「規制が緩和されたというところで、今年は実施した方がいいんじゃないかと」

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大手旅行会社・JTBの調査によると、今年のゴールデンウイークの国内旅行者数は、新型コロナウイルスの感染拡大前を超えて、過去最多となる見通しです。観光地にとっては、かき入れ時。大きな期待をよせるところですが、沖縄県ではコロナ禍で保有する車を減らした会社が多く、レンタカー不足に陥っているといいます。

マハロレンタカー 小林直樹代表
「需要に対しての供給するレンタカーが、本来の形にまでは戻ってない」

マハロレンタカーでも、以前は100台ほどあった車を現在は60台ほどに減らし、対応しているといいます。

マハロレンタカー 小林直樹代表
「(GW中の)多いときは、今でも1日10件近くお断りしているような状況」

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急激な需要の高まりに、ゴールデンウイークでも受け入れ体制を増やせないところもあります。

東京都内にある“忍者”が接客をしてくれるレストランを訪ねました。客のほとんどが外国人だといいます。

アメリカからの観光客
「おもてなしがいい。どこに行っても、日本人のみなさんのおもてなしが最高」

現在は1か月半先まで予約がいっぱいだといいますが、手放しで喜べる状況ではないと話します。

NINJA TOKYO 倉持伊佐央取締役
「ずばり人員不足ですね」

コロナ禍で100名ほどいたスタッフは半分以下になったといいます。しかし、人員をすぐに増やせない“忍者ならでは”の理由があるといいます。

ベテラン忍者
「『こちらでございます』って相手を1回見る、それで…」

いわゆる“忍者修行”です。客を楽しませるため、一人前になるまでは2~3か月程度かかるといいます。

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急激に回復した旅行需要に観光地が対応を迫られています。
(2023年4月24日放送「news every.」より)

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