米国防長官 機密文書流出「深刻に受け止めている」(2023年4月22日)
アメリカのオースティン国防長官はウクライナへの軍事支援を話し合う関係国会合の場で、機密文書の流出問題を「深刻に受け止めている」と述べました。
アメリカ、オースティン国防長官：「私はこの問題を非常に深刻に受け止めている。アメリカは今後も大切な同盟国と密接に、敬意を持って取り組んでいきたい」
ドイツで21日に開かれたウクライナ支援国会合の冒頭で、オースティン国防長官は機密文書の流出問題について「深刻に受け止めている」と述べました。
流出した機密文書にはウクライナ軍の編成や装備などに関する情報のほか、同盟国内部の情報も含まれていたとみられます。
オースティン長官はこの問題について関係国と話し合ったとしたうえで、「結束を揺るがすものは何もない」と強調しました。
また、終了後の記者会見では、アメリカの主力戦車「M1エイブラムス」が数週間以内にウクライナ兵の訓練のためドイツに到着すると明らかにしました。
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