岸田総理演説会場で爆発物 容疑者の自宅から訴訟の資料を押収 参院選に立候補できないのは憲法に違反するとして国を提訴｜TBS NEWS DIG
和歌山市で岸田総理の演説直前に爆発物が投げ込まれた事件で、木村容疑者が選挙制度を違憲として国を相手に起こした裁判に関する資料を、警察が自宅から押収していたことがわかりました。
威力業務妨害の疑いで逮捕された木村隆二容疑者（24）は、今月15日に和歌山市の漁港で岸田総理の演説直前に爆発物を投げ込んだ疑いがもたれています。
木村容疑者は去年6月に、年齢制限などを理由に参院選に立候補できないのは憲法に違反するとして国を提訴していたことがわかっていますが、捜査関係者によりますと、木村容疑者の自宅を捜索した際に、訴訟に関する資料を押収していたことがわかりました。
警察の取り調べに対し黙秘を続けているということですが、木村容疑者と同居していた母親も裁判を起こしていたことを把握していたとみられていて、警察は動機の解明を進めています。
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