【青森5人死亡火事】4遺体は火元の家族と判明
5人が亡くなった青森県六戸町の火事は、発生から21日で1週間です。5人のうち4人の遺体は火元に住む家族であることが分かりました。
今月13日未明、六戸町犬落瀬の十文字利美さんの家から火が出て、住宅など4棟が全焼しました。この火事で焼け跡から5人の遺体が見つかりました。
警察が身元を調べた結果、5人のうち女性4人は、火元に住む▼利美さんの妻でパート従業員の十文字弘子さん（67） ▼弘子さんの母親の十文字和子さん（88） ▼そして利美さんの二女で地方公務員の十文字抄知さん（39） ▼抄知さんの娘で小学4年生の十文字弥羽さん（9）と判明しました。
和子さんは自分の部屋で見つかり、近くには弘子さんもいました。弥羽さんは一緒に寝ていた抄知さんの近くで発見されました。残る男性の遺体は玄関で見つかり、うつぶせの状態だったということです。
警察は、この男性が和子さんの兄で、火事のあと行方が分からなくなっている男性（92）とみて身元の特定を急いでいます。
また、警察はこれまでの調べで、何者かが家に侵入し、可燃性の液体をまいて火をつけた可能性があるとみて、引き続き火が出た原因を調べています。
(2023年4月21日放送)
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