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「アイルランドに帰ってきてとても嬉しい」バイデン大統領“ルーツ”訪問 祖先はレンガを売って移住資金を作る|TBS NEWS DIG
自らのルーツ、アイルランドを訪れているアメリカのバイデン大統領。海を渡り、アメリカを目指した祖先の決断を支えたものはある意外なものでした。
アメリカ バイデン大統領
「アイルランドに帰ってきて、とても嬉しい」
アイルランド議会で演説したアメリカのバイデン大統領。
アメリカ バイデン大統領
「お粗末な試みをさせてください。(アイルランド語で)『ただいま』」
アイルランド系移民の子孫であるバイデン氏は自らのルーツを強調、議会は拍手に包まれました。今回の訪問は「北アイルランド紛争」を終結させた「ベルファスト合意」から25年となったことを受けたものです。
1960年代に始まった紛争。カトリックの「親アイルランド派」とプロテスタントの「親イギリス派」の対立で、3500人以上が犠牲になりましたが、四半世紀前にイギリスとアイルランドが和平に合意しました。
バイデン氏が訴えたことは。
バイデン大統領
「この平和を北アイルランドの全ての子どもたちの生まれながらの権利とし、25周年を祝いましょう」
イギリスの北アイルランドでの演説で、合意継続の重要性を強調。
続いて、先祖の地であるアイルランドを訪れ、市民とともに写真撮影にも応じました。
市民
「彼はアメリカの大統領かもしれませんが、私たちにとっては一人のアイルランド人です」
バイデン氏の4代前にあたる祖父母の祖父、「高祖父」が住んでいたバリナも歓迎ムード。そこにあったものは。
記者
「ここはバイデン氏の祖先がアメリカに移住する直前まで住んでいた場所です。暖炉に使われていたレンガが今も残っていて、祖先はこのレンガを売って、移住するための資金を作りました」
レンガ製造業者だったバイデン家。飢えから逃れるためレンガを売った資金で1840年代に海を渡り、アメリカに移住しました。
バイデン大統領の誕生につながる重要な品であるレンガは、滞在最終日の14日、直接、手渡されるということです。
バイデン氏の祖先の旧宅跡地管理人 アーリー・カフリーさん
「バリナにとって、バイデン氏はとても大切な人です。町の雰囲気を一変させたのですから」
現地には、バイデン氏のいとこが今も暮らしていました。ジョー・ブレウィットさんです。
バイデン氏のいとこ ジョー・ブレウィットさん
「祖先が作ったレンガは、私の後ろの大聖堂になっています。これはジョー(大統領)のルーツであり、彼はアイルランドが大好きなのです」
ゆかりのレンガが用いられた大聖堂でも最後の演説に臨むバイデン氏。地元では「もう1期、大統領を」との声も寄せられたということですが、その決断のタイミングが注目されます。
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