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京都市 財政難を克服する一手になるか…? 希少価値の高い砂として知られる「白川砂」を売却へ
京都市が希少価値の高い、ある「砂」を売却する方針であることがわかりました。財政難を克服する新たな一手となるのでしょうか?
財政難にあえぐ、京都市。千年の都の救世主として今、注目しているのがー。「白川砂」です。京都市内で採れるこの砂は、世界遺産の龍安寺の石庭などにも用いられる希少価値の高い砂として知られています。
京都市建設局河川整備課の金森敦司課長「粒径が均一で白い砂である点が貴重。きめ細かさが白川砂の良いところ」「売却することによって、より利益を得られたら良いのでは、と事業を進めている」
この「白川砂」に注目が集まった背景に近年の大雨がありました。雨の量に比例するように京都市内の山奥ではー。
藤枝望音記者「ここは京都市内を流れる白川の上流です。私が立っているこの場所に、学校のプール約10杯分の量の砂が1年で堆積するということです」
一昨年は年間約3千立方メートル、学校のプール10杯分に相当する量の砂がたまり、撤去するために約3000万円の費用を要しました。土砂災害のリスクも高まる中、財政難の京都市にとって「白川砂」の売却は現状を打開する一石二鳥の案なのです。
金森課長「造園業の方から『少量であれば活用できるのでは』と声を頂いている。とにかくコスト削減を図っていきたい、これが第一。それに加え、我々の大切な資源でもあるので、少しでも有効活用して、少しでも財政に寄与していきたいという目的で事業を行う」
「白川砂」は京都市の救世主になれるのか。市は今年度中に売却価格を設定し、具体的な売却方法についても検討を進めるということです。
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