下流で見つかった遺体は不明の船頭・関雅有さん(40)と確認 保津川下り転覆|TBS NEWS DIG
京都の「保津川下り」で船が転覆した事故できょう新たな動きが…。消防などによりますと午前11時ごろ、事故現場から400メートルほど下流の川の中から1人の遺体が見つかりました。事故では船頭の田中三郎さん(51)が死亡し、別の船頭の男性が行方不明になっていましたが、警察は先ほど、遺体が船頭の関雅有(40)と確認されたと発表しました。
京都の「保津川下り」で船が転覆した事故。新たな事実も少しずつ分かってきました。
保津川遊船企業組合 豊田知八 代表理事
「心よりお詫び申し上げます。申し訳ございませんでした」
運航組合によりますと、国交省のガイドラインでは、船に無線機を設置することが望ましいとされていますが、転覆した船には設置されておらず、転覆した後、無線機を積んだ後続の船が10分後に現場から無線で組合に連絡。無線の電波状況が悪かったことなどから情報の伝達がうまくいかず、最終的に消防への通報は事故から30分以上後だったことが分かりました。さらに…
保津川遊船企業組合 豊田知八 代表理事
「(Q.乗客が川に落ちたときの訓練は?)やるときに急に緊急が入ったり、いろいろあって、できないことが続いて、少し途切れてしまった。そして、コロナ禍になってやってなかった」
船が転覆して客が川に落ちた想定での救助訓練について、8年ほど前を最後に実施していなかったということです。
国の運輸安全委員会はきょう午後、初めて事故現場に入り、調査を進めています。
運輸安全委員会 統括船舶事故調査官 大熊寛章さん
「船体は見たところ、左に衝撃受けて破損がみられるので、川をくだった勢いで衝突した何かしらに衝突の可能性あるが、東京にもちかえって解析する」
▼TBS NEWS DIG 公式サイト https://ift.tt/hyusRHz
▼チャンネル登録をお願いします!
http://www.youtube.com/channel/UC6AG81pAkf6Lbi_1VC5NmPA?sub_confirmation=1
▼情報提供はこちらから「TBSインサイダーズ」
https://ift.tt/eDrFU9K
▼映像提供はこちらから「TBSスクープ投稿」
https://ift.tt/JscmlF9
コメントを書く