和歌山市で民家火災　焼け跡から遺体…１人で暮らしている住民の高齢男性か　遺体の身元の確認を急ぐ

和歌山市で民家火災　焼け跡から遺体…１人で暮らしている住民の高齢男性か　遺体の身元の確認を急ぐ

　２８日未明、和歌山市の住宅２軒が燃える火事があり、焼け跡から住人とみられる遺体が見つかりました。

　午前３時半過ぎ、和歌山市三葛にある木造平屋建て住宅で、付近の住民から「火が出ている」と消防に通報がありました。

　消防などが駆けつけ、火は約１時間２０分後に消し止められましたが、火元の住宅と隣接する空き家の２軒が全焼したほか、駐車場に停まっていた車などが燃えました。

　火元の住宅からは、性別不明の遺体が見つかり、この家に１人で暮らしている平松義彦さん（８６）と連絡が取れていないということです。

　警察と消防は、遺体の身元の確認を急ぐとともに、火事の原因を調べています。