【国際刑事裁判所】プーチン大統領らに逮捕状、ロシアは反発 バイデン大統領「逮捕状は正当だ」
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻を巡り、ICC=国際刑事裁判所は、戦争犯罪の疑いで、プーチン大統領らに対する逮捕状を出しました。ロシア側は、「逮捕状は無効だ」と強く反発しています。
ウクライナでの戦争犯罪について捜査している国際刑事裁判所は17日、ロシアが、占領地域から子どもをロシア側に不法に移送したなどとして、プーチン大統領に対する逮捕状を出しました。
また、子どもの権利などを担当するマリア・リボワベロワ大統領全権代表に対しても同じ容疑で逮捕状を出しています。
ICCは声明でプーチン大統領について、「個人的な刑事責任があると信じるに足りる十分な証拠がある」としています。
またアメリカのバイデン大統領も「逮捕状は正当だ」と強調しました。
バイデン大統領「プーチン大統領が戦争犯罪に関与しているのは明かだ」
ただ、ロシアはICCの締約国ではないため、逮捕に応じる見込みはなく、ロシア大統領府のペスコフ報道官は、「逮捕状は無効であり、容認できない」と強く反発しています。
(2023年3月18日放送「ストレイトニュース」より)
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