- 元プロ野球選手・村田兆治容疑者を逮捕 金属探知機に何度も引っかかり検査員を暴行か(2022年9月23日)
- 【こども家庭庁設置法案】賛成多数で可決 15日成立へ
- 【不安が続く】保育所「休園」で看護師欠勤…医療現場は今
- 米政府高官「中国が台湾周辺でミサイル発射も」ペロシ氏台湾訪問めぐり中国に冷静な対応求める|TBS NEWS DIG
- 「政府は経費を小さく見せようとしている」立憲・安住氏 国葬めぐり岸田総理自ら説明するよう求める|TBS NEWS DIG
- 【ライブ】自民党・二階派総会後会見 自民党政治資金”ウラ金”問題めぐり派閥の対応は 東京地検特捜部3派閥の会計責任者らを立件の方針【LIVE】(2024年1月19日)ANN/テレ朝
「幸せを求めて日本に渡ったのに…」取り調べ中に死亡したネパール人の遺族が訴えた裁判 都に賠償命令|TBS NEWS DIG
2017年にネパール国籍の男性が警視庁新宿警察署に留置中、ベルト型の手錠などで拘束され、その後、死亡した問題で、東京地裁は東京都に100万円の賠償を命じる判決を言い渡しました。
警察官に囲まれ横たわる男性。手首は「戒具」と呼ばれるベルト型の太い手錠で締め付けられ、赤黒くなっています。
男性はネパール国籍のシン・アルジュン・バハドゥールさん(当時39)。2017年、他人名義のクレジットカードを所持していたとして警視庁に逮捕され、新宿警察署に留置中、日本語がわからず、部屋を出ようとしたことなどからおよそ2時間「戒具」で拘束されました。
拘束で手首は赤黒く膨張しましたが、病院に運ばれることなく東京地検に護送され、取り調べ中に意識を失い、死亡しました。
日本のネパール料理店で働いていたアルジュンさん。妻は「何が起きたのかわからず、受け入れられなかった」といいます。
亡くなったアルジュンさんの妻
「幸せを求めて日本に渡ったのにこんなことになった。夫は本当にいい人だったのに」
遺族側は「戒具による不当な拘束だ」などとして、賠償を求め、東京都などを提訴していました。
きょうの判決で東京地裁は警視庁の戒具の使用は「違法でない」としました。しかし、治療を受けさせなかったことは注意義務違反があるとし、死亡との因果関係を認め、都に賠償を命じる判決を言い渡しました。
一方で、賠償額はネパールで日本人に認められる賠償と同程度のおよそ100万円としました。
遺族側弁護団 川上資人弁護士
「懲罰的に戒具を装着して締め上げてやろうという警察業務 、留置業務が漫然と続けられてるから、こういう死亡事例が今もなくならないんですね」
遺族側は賠償額が低いことなどから控訴する方針です。
▼TBS NEWS DIG 公式サイト https://ift.tt/wb1fiVt
▼チャンネル登録をお願いします!
http://www.youtube.com/channel/UC6AG81pAkf6Lbi_1VC5NmPA?sub_confirmation=1
▼情報提供はこちらから「TBSインサイダーズ」
https://ift.tt/jhk3Vai
▼映像提供はこちらから「TBSスクープ投稿」
https://ift.tt/AYLbxqN
コメントを書く