双子パンダ もうすぐ2歳 親離れに向け…“別居訓練”開始 上野動物園「順調に」(2023年3月16日)
上野動物園の双子パンダ、シャオシャオとレイレイの最新映像が公開された。もうすぐ2歳になる双子は“ある訓練”を始め、大人への一歩に挑戦中だ。
■親離れに向け…“別居訓練”開始
先月21日、中国へと返還された、5歳のジャイアントパンダ、シャンシャン。今、そのきょうだいが、新たな一歩を踏み出そうとしている。
おととし6月に生まれたオスのシャオシャオとメスのレイレイ。もうすぐ2歳になる。
日中はお母さんのシンシンと共に過ごしているが、夜になるとシンシンと離れて、双子だけで寝室へ向かう。
実は、これは「親離れ」の訓練。野生のパンダは2歳ごろから単独で生活をするため、上野動物園は今月10日、この訓練を始めた。
さらに、これまでは日中だけ離れて過ごしていた訓練だったものを、13日からは授乳の機会が最も多い夜間の別居訓練に入った。
■上野動物園「順調に進んでいる」
でも、まだ寂しいのか、オスのシャオシャオは時折、お母さんを探すように部屋をうろうろ。さらに、レイレイとぴったりと寄り添う様子も見られた。
一方、母のシンシンは、子育てから解放され、リラックスしたのか熟睡。双子パンダの親離れについて、上野動物園は次のようにコメントしている。
上野動物園のジャイアントパンダ情報サイトから：「親離れは順調に進んでいると考えています」
今後は、親子の状態を見ながら、あと1週間ほどで終日別居に移行する予定だという。
（「大下容子ワイド！スクランブル」2023年3月16日放送分より）
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